自転車をはじめると、だんだん遠くへ行ってみたくなるものです。
コース選択によって、その日のライドが何倍も楽しく、充実したものになります。
今回は、私たちのルートの決め方や、考え方をご紹介します。
自分に合ったルート選びのポイントを探ってみましょう!
前提として以下の条件で話をはじめます。
- ロードバイクを使用
- 目的地はランチを食べに行く
走行可能距離
まずは自分がどれくらい走れるかを把握することが大事です。無理した距離を設定すると後悔することがあります。
そこで、私たち夫婦の場合の算出方法をご紹介します。
算出に必要なのは以下の通りです。
- 走行距離
- 走行可能時間
- 休憩時間
自転車をはじめて間もない方でしたら、自分が走ったことのある距離+αでよいと思います。
私たちの場合ですと、平均走行速度はロードバイクで1日走って20㎞くらいです。遅いと思われるかもしれませんが、信号や速度を落として走る場面もあるので、意外とそれくらいになってしまいます。
では細かく算出してみましょう。
- 平均走行速度 20㎞
- 走行可能時間 8時出発 16時帰宅 8時間
- 休憩時間 ランチ50分 小休憩70分(1時間に1度10分程度) 合計120分(2時間)
- 走行可能距離 平均走行時間 20㎞×走行可能時間 6時間(休憩除く)=120㎞
朝から夕方まで走る場合は、最大120㎞が目安となります。片道60㎞です。
小口径車で走る場合は、平均走行速度を15㎞で設定するので90㎞になります。
サイクリングロード中心の場合は速度を25㎞に設定したり、アップダウンが多い場合は18㎞にしたりとルートに応じて若干アレンジしています。
目的地の決めかた
行ける範囲が決まったところで次は場所探しです。
探し方は以下の通りです。
・Google Mapsでスタート地点から60㎞先のお店を検索する(四方八方)
・インスタグラムなどSNSを使って検索する
・友人が行った場所に行く
「行ける距離」を基準に場所を探すことはあまりないと思いますので、新鮮に感じるかもしれません。
自宅から60キロ前後には無数のお店があります。楽しみです!
ルートを検索する
行く場所か決まれば、次はルートの検索です。
決める際のポイントは以下の通りです。
・Google Mapsで検索する
・サイクリングロードを極力使う
・国道のバイパスは使わない
・あまり細かな道は走らない
サイクリング用のアプリやウェブサイトがとても充実しています。
例えば、StravaやKomootといったアプリを使えば、他のサイクリストが走った人気のルートを参考にできるだけでなく、自分のルートを記録して次回の参考にもなります
GarminやWahooのようなサイクルコンピュータと連携することで、途中での道案内や、休憩ポイントの確認も簡単に行えます。少々お高いのが難点ですが。
これらのツールを活用することで、サイクリングの楽しみ方が一層広がります。
2点補足します。
国道のバイパスは直線が多く、一見走りやすそうですが車が多いうえに速度が速いので危険です。
また住宅街などの細かな道は、人も車もランダムに通り事故も多いので、可能であれば避けましょう。
ルートの保存はいろいろありますが、私はサイクルコンピューターを使っており、そこで運用しています。
ルートが決まればあとはスタートするだけですが、少し注意点も記載します。
ルート表示するにはサイクルコンピューターが便利
サイクルコンピューターに地図データを共有しておくと便利です。スマホだと電池の心配があるので安心して使うことができません。
こちらの商品は比較的価格が安く、便利な機能が満載です。
安心して走るために
より楽しく走るために以下の点も準備しましょう。
装備品の確認
まず、ヘルメットの着用はもちろん、反射材やライトを使用して、車や他のサイクリストに自分の存在をアピールすることが大切です。
また、走行中に疲労やトラブルがあった際のために、携帯電話や簡易的な修理キットを常備することもおすすめです。
特に長距離のサイクリングでは、途中でパンクなどのトラブルが発生することもあるので、事前に修理方法を覚えておくと安心です。
修理系のアイテムを携帯するのはツールケースが便利です。中身については下の記事を参考にしてください。
コンビニでの休憩やランチを楽しむ際は、安心して駐輪できることが大切です。
おすすめのワイヤーロックをご紹介します。
- ロック方式:3桁ダイヤル
- ケーブル:2mmダブル × 1800mm
- ヘッドサイズ (W×D×H):71 × 29 × 11mm
2mmダブルのワイヤーは強度があります。もちろん完璧ではありませんので、ご自身の目の届く範囲に駐輪するなどの注意が必要です。
代替え案も用意する
時間が足りない時もあります。目的地の手前にお店を探しておきましょう。
お店が一杯や休みの時もあるので、目的地周辺にもお店を探しておきます。
休憩場所を探しておく
途中にコンビニエンスストアやドラッグストアなどを探しておきます。
人があまりいない地域は自動販売機がありそうな場所を見つけましょう。
会社や工場が目印になることが多いです。ストリートビューでチャックします。
まとめ
最後に楽しく走るためのポイントです。
- 時間に迫られても急がない
- 予定通りに行かなければ諦める
- 休憩はしっかりとる
- とにかく楽しむ
時間がなくなってしまうと、急いだり休憩がなくなったりするので、余裕をもった行動が重要になります。わかっていても意外と陥りやすく、注意したいポイントです。
時間がなければ諦めるのが最大ポイントです。また次の機会に行きましょう。
その時はスムーズに行けるはずです!
なにより自転車にのることは楽しいことです。忘れないようにしてください。
では!
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