お花見の季節は短い!都内周辺の桜は、開花から満開まで1週間くらい。
天候や予定が合わず、のんびりお花見を楽しむことができないこともあります。
そのような時におすすめなのは、筑波山周辺の桜です!
都内に比べると1週間くらい遅れて満開になります。さらに、筑波山では標高に応じて満開の時期がズレていきます。
つまり、多少時期がズレてしまっても桜を楽しむことができます。
そこにサイクリングでの、ヒルクライムも楽しめるので2倍お得です。
この記事では桜を中心に、ヒルクライムを楽しみながら、おすすめランチや立ち寄りスポットを紹介します。
ルート
自宅から車で移動して、平沢官衛遺跡近くの駐車場に停めます。
無料の駐車場で、サイクリストも多く駐車していて安心です。
こちらの駐車場を出発して、筑波周辺の桜を満喫します!
ルート全体は下の通りです。
不動峠・風返峠を経由してつつじが丘へ向かいます。
その後、下山してランチと筑波休憩所付近に立ち寄ります。
桜の開花と満開時期の比較
筑波山周辺は、都内と比べて北に位置しているので、開花・満開の時期が異なります。
2025年の対比は下の通りです。
開花 | 満開 | |
東京都(千代田区) | 3/24 | 3/30 |
茨城県(水戸市) | 3/27 | 4/8 |
日本気象協会 tenki.jpより引用
満開の日にちが、1週間程遅くなっているのが分かります。
北条大池周辺の桜は、4/15現在でも散り始め(満開後、50%以下の花が散っている状態)です。
天気次第ですが、筑波山山頂付近であれば、もう少し長持ちしそうです。
北条大池:桜
この日の北条大池は桜が満開でした!
スタート直後ですが、早速写真撮影です。

早い時間ということで人も少なく、満開の桜を楽しむことができました。
駐車場からスグですが、人がたくさん集める前に、立寄ってほしいスポットです。

平沢官衙遺跡歴史ひろば案内所
駐車場近くの施設で、トイレや自動販売機もあります。
平沢官衙遺跡は重要文化財で、奈良・平安時代の郡の正倉と推定される、地方官衙の代表的遺跡。(茨城県教育委員会HPより引用)
とても広い敷地で、とても眺めのよい施設です。

不動峠:ヒルクライム&桜
いよいよヒルクライムのスタート。まずは不動峠からです。
- 距離 ;3.8キロメートル
- 獲得標高 ;299メートル
- 平均勾配 :7.1%
距離は短いものの、平均勾配はやや高めなので、練習にはよい坂です。

しかし、今日はお花見がメイン!
道中も桜は咲いていました。さらに峠にも桜が咲いているところがあり楽しめました。
しかし、不動峠は日陰が多いので見どころは少ないです。
不動峠-風返峠:桜見ごろ
不動峠から風返峠までは表筑波スカイラインを通ります。この日は桜が見ごろでした。
ところどころで桜が満開になっていて、気分よく走ることができます。
下の写真は、不動峠から表筑波スカイラインに入ってスグのところです。

個人的にはずっと桜が満開の景気より、走りながら景色が変わっていく中で桜を楽しめるシチュエーションの方が好きです。


表筑波スカイラインは、アップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていきます。
道もよく走りやすいルートです。
注意点としては、走りやすくカーブも多い道なので、飛ばしている車が多いです。
前後灯を点灯して、自分の存在をアピールして事故防止に努めましょう。
風返峠~つつじが丘:桜は少なめ
風返峠からつつじが丘までは、表筑波スカイラインに比べると桜は少ないです。

このエリアは近くに桜を見ることができませんが、高いところから景色を楽しむことができます。
特に、富士見橋からの眺めは最高で、遠く関東平野が見渡せます。

山を上から見ると、ところどころ桜が咲いているのを見ることができます。
こういった景色は、普段見ることができないので新鮮です。

写真ですと分りづらいかもしれませんが、桜のピンクと緑がキレイです。

つつじが丘
つつじが丘は桜は満開ではありませんでした。
あまり桜がなかったといったところです。
ここにはバイクラックや自動販売機もあるので、補給しやすいです。

つつじが丘には、大きなカエルがいます。
ここまで登ったら、必ず記念撮影したいスポットです。

ヒルクライムはここまで。一旦下山してランチにします。
つくばりんりんロード:桜
つくばりんりんロードも桜が満開でした。
場所は下のあたりです。
りんりんロードに沿って咲く桜は、とてもキレイでした。


ランチ:木の家
この日は、つくばりんりんロード近くの「木の家」さんでランチにしました。
海外のお店のような佇まいで、とても雰囲気があります。

こちらは、とても居心地がよく、何度でも訪れたくなるお店です。
この日、私が注文したのはロコモコ。

ハンバーグとデミグラスソースと目玉焼きの愛称は抜群!
サラダがおいしく、ドレッシングはキャロットラペのようで大満足でした。
妻はナポリタンとバスクチーズケーキとクリームソーダです。


見た目も味もおいしく、どれも満足のおいしさでした!
お店の方もとても親切で居心地がよく、のんびり過ごすには最高のお店です。
つくばりんりんロード筑波休憩所周辺:桜とお土産
つくばりんりんロード筑波休憩所周辺は、立寄りスポットがたくさんあります。
この日訪れた場所をご紹介します。
つくばりんりんロード筑波休憩所
ここには、トイレや自動販売機もあり休憩には最適な場所です。
この日は桜も満開で、今回のテーマ「桜」には、ピッタリの場所でした。

こちらの場所には、自転車で記念撮影できるオブジェも用意されています。
こういった施設は嬉しいです。

山の形に沿って両側に自転車を設置できます。両サイドに2台設置して記念撮影できます。
この日の妻は、DAHON tbmで行ったので、タイヤが小さく一緒に撮ることはできませんでした。
松屋製麺所:お土産とイートイン
松屋製麺所さんは、主にラーメンの麺を製造しています。
その販売所では、有料で試食(ラーメン屋)を運営しています。
今日はランチを済ませた後だったので、麺のみを売店で購入しました。
こちらの麺は、テイクアウトでもおいしいです。鍋の締めに使ってもおいしくいただけました。

お土産の「らー麺は」、千円前後で購入することができます。
スープも付いてくるの自宅に持ち帰っても安心です。
沼田屋本店:お土産とおやつ
松屋製麺所から少し登ったところにある沼田屋本店さん。
老舗のお店で「カリントウ饅頭」が有名です。
揚げたお饅頭で、かりんとうのように黒糖の味と表面のサクッとした感覚は、他のお饅頭とは異なる食感でおいしいです。

カリントウ饅頭の他にも、筑波山名物のガマをモチーフにした「がままんじゅう」もあります。

どちらの商品も、単品での販売もしているので、その場で食べることもできます。
もちろん!お土産でも購入できるので安心です。
まとめ
筑波山周辺は、ヒルクライムのポイントとして有名ですが、桜の季節にはお花見を楽しむことができます。
東京都内と比べると、満開の時期が1週間程度遅れてくるので、お花見を逃してしまった時は訪れて欲しい場所になります。
また、林道に沿って咲く桜は、公園や川沿いの桜とは異なる趣があるので、普段体験できるお花見とは異なる体験ができます。
その他にも、筑波山周辺には魅力的なスポットがたくさんあります!
ぜひ!お花見以外でも訪れて欲しい場所です。
では!