【レビュー】COOSPO X1 電動空気入れを購入|CYCPLUSと比較・実使用レビュー・PSI/BAR換算表つき

ロードバイクに乗っている人なら分かると思いますが、空気入れって意外と手間じゃないですか?

週末ライド前にフロアポンプで「シュコシュコ」して、遠征やロングライド後の整備でまた空気を入れて…。

しかも携帯ミニポンプやCO2ボンベだと、今どれくらい空気が入ってるのか分かりづらい

「電動ポンプ欲しいなぁ」とずっと思っていましたが、価格が高くて後回しにしてたところ、
AmazonブラックフライデーのセールでCOOSPO X1(電動空気入れ)を発見 → 即ポチ。

CYCPLUSが定番で有名ですが、今回はコスパ重視でCOOSPO X1を選択。

実際に使ってみて、メリット・デメリットも含めて正直レビューしていきます。

 



COOSPO X1 電動空気入れの基本スペック・特徴

  • 電動でロードバイクの空気入れがめちゃ楽
  • 表示は PSIのみ(BAR表記なし)
  • 最大120 PSIまで対応
  • USB充電式で繰り返し使用OK
  • コンパクトでツールケースに収納可能
  • 携帯ポンプ&CO2ボンベの代替になり得る

ロードバイクの運用では60~100PSI前後が多いので必要スペックは十分。

ちなみに私は普段 65〜75 PSIくらいで運用しています。

商品の内容(付属品)

付属品は下の写真になります。左から、

・箱

・電動ポンプ本体

・ボール用アダプター

・仏式アダプター

・米式アダプターケーブル

・充電ケーブル(タイプC)

・取扱い説明書

過不足なく付属品が揃っているので、他に買う必要はありません。

coospo X1 付属品

米式アダプターのケーブルに仏式アダプターを取り付けることができる仕組みです。

一方で、ネットのレビューでケーブルの強度の不安が見受けられます。

確かに固いので不安に思う気持ちもわかりますが、U字にして使うことはないので問題はないと思います。

CYCPLUSと迷った理由/COOSPOを選んだ決め手

電動空気入れを調べると必ず出てくるのが 「CYCPLUS 」
レビュー数も多く知名度もあるので安心感があり、最初はこっちに傾いていました。

ただ、比較してみると…

COOSPO X1CYCPLUS(A2など)
価格比較的安い → セールだと特に◎少し高め
表示単位PSIのみPSI + BAR両対応モデル有
サイズ感ほぼ同程度ほぼ同程度
評判コスパ良いという声多い評価・レビュー多い安心感

CYCPLUSのBAR表示欲しいなとは思いましたが、今回はコスパ重視にしました。

▼今回COOSPOに決めた理由

  • ブラックフライデーで価格が魅力的だった
  • 性能差は実質そこまで大きく感じなかった
  • 携帯性・パワーともに必要十分

価格差が決め手でCOOSPOに

coospo x1本体

実際に空気を入れてみた感想

実際に使ってみた感想を、良い点と気になった点に分けてお伝えします。

● 良い点:

  • ボタンを押すだけで自動で空気が入る
  • PSI表示が見えるので狙った空気圧に調整しやすい
  • 思った以上に力がいらずラク
  • 携帯できるサイズで持ち運びにも便利

特に「数値を見ながら入れられる」のが最高。

手動ポンプやCO2だと感覚頼りですが、電動なら70PSIでピタッと止まります。

フロアポンプよりも精神的にラクです。

ただし、使ってみて気付いたこともあります。

ガーミン530とのサイズ比較

● 気になった点(デメリット):

  • かなり音が大きい
    → 早朝・夜間の室内使用は気を使うレベル
  • 連続使用すると本体が少し発熱
  • PSIのみ表示なので、BAR運用の人は換算が必要
  • 空気が抜けた状態からの高速加圧は少し時間がかかる

静音を期待している人は注意!

近所が静まり返った早朝に使うと気を遣うレベルです。

外出先の緊急用に使うのであれば問題はありません。

携帯ポンプ・CO2と比較して良かった点

以前の運用は、

  • 準備 :携帯ポンプでチューブに少し空気を入れてホイールにセット
  • 仕上げ:CO2ボンベで一気に仕上げ

という感じでしたが、

CO2ボンベは
✔ どれくらい入っているか分からない
✔ 1発使い切りで調整が難しい
✔ パンク後の微調整に向かない

一方でCOOSPO X1は

数値で管理できて安心感が段違い
→ 微調整もできる
→ 家でもライド先でも使える

「便利さでいうと別世界」という印象です。

coospo x1 液晶が大きく見やす

ただし、外出先でのパンクの対応については、携帯ポンプがあった方がタイヤにセットする際に便利なので、持っていた方がよいと思いました。

ツールケースに収納して携帯可能

今回の運用変更

  • ツールケース下部にCOOSPO X1を収納
  • 代わりにCO2ボンベ2本を外した
  • 携帯ポンプは継続して携行
     → パンク時の微調整用
     → 電動の故障・バッテリー切れ時の保険として

普段はCOOSPO、緊急時は従来ポンプ。
二段構えは安心感あります。

ツールケースに収容

ツールケース(ロングタイプ)に入れると、上の写真ようなサイズ感です。

非常にコンパクト!

ツールケースに入れた際の「厚み」は下の写真のように少し出っ張りますが、開閉に影響はありません。

coospo x1 厚みイメージ

PSIとBAR換算・早見表

電動空気入れを使うなら押さえておきたい基礎知識。

COOSPO X1はPSI表示のみなので換算の目安として役立ちます。

PSIBAR
50 PSI約3.4 bar
60 PSI約4.1 bar
80 PSI約5.5 bar
100 PSI約6.9 bar
120 PSI約8.2 bar

覚え方:

1 bar ≒ 14.5 PSI

ざっくりこれでOK。

 



こんな人にCOOSPO X1はおすすめ

  • コスパ重視で電動空気入れを導入したい
  • PSI表示で管理している(BAR不要)※変換可
  • 携帯できるコンパクトな電動が欲しい
  • フロアポンプの煩わしさから解放された可
  • CO2だと空気圧が分からなくて不安

逆に、

  • 深夜や早朝の静かな室内で使いたい
    → 音が大きいので不向き
  • BARで管理したい
    → CYCPLUSも視野に

まとめ

  • ブラックフライデーでCOOSPO X1を購入
  • CYCPLUSと迷ったが、価格差でX1を選択
  • 数値管理もできて空気入れが圧倒的に楽
  • 音は大きめなので使用時間に注意
  • ツールケースに常備でき、携帯も可能
  • 携帯ポンプは予備として継続携行

電動ポンプを初めて導入しましたが、
「もっと早く買っておけば良かった」が正直な感想です。

ロードバイクはタイヤの空気圧が走行性能を大きく左右します。
特に寒暖差で変動しやすい冬場は、こまめな補充が楽になるのは正義。

今後はライド前の空気補充はもちろん、遠征先でも活躍しそうです。
(輪行先での空気入れが楽しみ!)