ここ最近、DAHONの「K9X」というミニベロがずっと気になっています。
正直に言うと、買うかどうかはまだ決めきれていません。
スペックを見たり、レビューを読んだり、YouTubeの試乗動画を見たり…。
というのも、すでにうちにはDAHONの「K3」があるんです。
軽くてコンパクトで、輪行にもぴったり。今でもとても気に入っています。
それなのに、なぜK9Xが気になるのか――。
今回はその理由を整理しつつ、K3との違いや、今の時点で迷っているポイントなどを、K3ユーザー目線でまとめてみました。
友人のK9Xに乗らせてもらったことのあるので、感想も含めて紹介します。
K3に満足しているのに、なぜK9Xが気になるのか?
DAHON K3は、本当に完成度の高いミニベロだと思います。
車体重量は約7.8kgと超軽量。14インチの小径ホイールで折りたたみサイズもコンパクト。
特に電車+自転車というスタイルには抜群の相性で、「ちょっと輪行して、知らない街を走ってみよう」というときにはこれ以上ない相棒です。
ただ、最近は電車に乗らずに、最初から最後まで自走で出かけることも増えてきました。
往復50kmくらいの距離を走る日もあります。
長距離をもっと快適に、そして少し楽に走れたらいいななどと思う日々が続きました。
そこで気になり始めたのが「K9X」です!

DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト より
K9Xのスペックに惹かれる理由
K9Xは、2023年から登場した比較的新しいモデル。
折りたたみ自転車としてはDAHONの中でもスポーティな位置づけで、コンパクトさと走行性能のバランスが取れたモデルです。
具体的には、次のような点に惹かれました。
ディスクブレーキ搭載で制動力アップ
K3はVブレーキですが、K9Xは機械式のディスクブレーキを搭載。
実際に試乗してみて感じたのは、「ブレーキがしっかり効く」ということ。
下り坂でも安心して減速でき、雨の日や濡れた路面でも安定した制動力が得られそうです。

9速ギアで坂にも巡航にも強い
K3の3速変速はシンプルで扱いやすい反面、ギアの幅に物足りなさを感じる場面もあります。
たとえば登り坂で「もう一段軽いギアが欲しい」とか、平地を速く走りたいときに「もう少し重めのギアがあれば…」と思うことがあるんです。
K9Xはリア9速(11-36T)で、坂にも強く、巡航も快適そう。フロントシングル+ワイドレンジのリアスプロケットは、メンテナンス性も高い構成です。

16インチ(ETRTO305)の安定感と乗り心地の良さ
K9Xは16インチホイールを採用しています。
実際に乗ってみると、ホイールベースも長く安定感があり、直進時やコーナリングでの安心感が高いことを実感しました。
さらに、太めのタイヤのおかげで路面の衝撃をうまく吸収してくれて、長距離でも疲れにくそうです。
舗装の荒れた場所や段差の多い市街地でも、安心して走れるというレビューが多く、これも魅力的なポイントでした。
K3とK9Xの違いを比較
実際のスペックや使用感の違いを、K3ユーザーの視点からまとめてみます。
項目 | DAHON K3 | DAHON K9X |
---|---|---|
ホイールサイズ | 14インチ | 16インチ |
変速段数 | 3速 | リア9速(11-36T) |
ブレーキ | Vブレーキ | ディスクブレーキ(機械式) |
重量 | 約7.8kg | 約9..5kg |
折りたたみサイズ | W65 × H59 × D28cm | W72×H62×D39cm |
折りたたみ実感 | 非常にコンパクト | コンパクト |
実売価格 | 約10万円前後 | 約13万円前後 |
こうして見ると、K3は「軽さと携帯性」に特化したモデル。
それに対してK9Xは「快適性・走行性能」を重視した、やや上級モデルという印象です。
どちらも「コンパクトで持ち運びやすいミニベロ」という軸は同じですが、使い方がかなり違ってきます。
折り畳んだサイズは、数値で見ると変わらないように見えますが、一回り大きい感じです。


DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト より
それでも今、購入を迷っている理由
これだけ魅力を感じていながらも、実際にはまだK9Xを買っていません。
その理由は大きく分けて3つあります。
K3が使いやすく完成度が高い
K3の軽さとコンパクトさは本当に魅力的。
輪行や車載、ちょっとした移動など、「気軽に持ち出せる」強みがあります。
それに比べると、K9Xは約2kg重く、折りたたみサイズもやや大きいため、「気軽さ」は若干落ちます。
2台持ちの運用が現実的か?
K3とK9Xで使い分けるという選択肢もありますが、「実際に2台をバランスよく使い分けられるか?」はちょっと疑問です。
結局どちらか一方に偏ってしまい、もう一方はあまり出番がなくなるという未来もあり得ます。
さらに、自宅の保管スペースも限られているので、現実的な運用にやや不安が残ります。

それでもK9Xが気になる理由
冷静に考えれば、今すぐ必要なわけではない。
それでも、頭から離れないということは、たぶん自分の中で「新しい楽しみ方」が浮かんでいるんだと思います。
たとえば、K3ではちょっと不安だった峠越えにも挑戦できそうだし、長距離のポタリングにも余裕が出そう。
「今日はちょっと本気で走ってみたいな」という日には、K9Xの方が確実に快適。
――そんな妄想をしている時点で、かなり心が動いてます(笑)
まとめ:もうしばらく悩みます…
K9Xは間違いなく魅力的なモデルです。
スペックも見た目も、そして走行性能も、「今の自分が欲しいもの」にかなり近い。
ただ、K3という名機をすでに持っているだけに、その上でどうK9Xを活かすか、もう少し考えたいところです。
このまま行けば、そのうち「買いました!」という報告をするかもしれませんが、今のところは「めちゃくちゃ気になっている」段階。
しばらくはショップを覗いたり、試乗してみたり、もう少し悩みながら楽しもうと思っています。
カラーバリエーションがあまりないので、欲しいカラーが出たら買ってしまうかもしれません。
買うまでが一番楽しい!
では!