群馬県の谷川岳にある一ノ倉沢は、絶景が広がるハイキングの名所として知られています。
このエリアは自転車でもアクセスできる貴重なスポットです。
今回は、道の駅みなかみ水紀行館をスタート地点とした、ロードバイクでのルートを徹底解説。
水上エリアの美しい景色や立ち寄りスポットを楽しみながら、一ノ倉沢までのヒルクライムを満喫しましょう。
初心者から上級者まで、おすすめの一度は訪れてほしいスポットの一つです。
圧倒的な絶景とその道中をお楽しみください。
ルート
ルート全体
この日のルートは、道の駅みなかみ水紀行館を出発し、寄り道しながら一ノ倉沢を目指します。
はじめて行く場所なので、いろいろ見ながら走ろうを思います。
※ルートは徒歩を表示しています。距離・標高などご参考ください。
距離は約15キロほどで400メートルほど登ります。
全体的には緩やかな登りです。緩いアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げていきます。
ヒルクライムポイント
湯檜曽駅を越えたあたりから本格的に登りはじめです。
土合橋と谷川岳山岳資料館を過ぎたあたりは傾斜がきついところあります。距離は短いですが、初心者の方は無理しないようにしてください。
また、道中は交通量の多い区間をあるので、十分気をつけて走りましょう。
出発前に携帯品の確認を!:防風・防寒がメイン
山岳エリアに限らず、携帯した方がよいアイテムを紹介します。
山岳エリアでの必需品;防風・防寒対策
山岳エリアを走る時に、一番注意しなければならないポイントは気温と天候の変化です。
特に気温の変化は、登っているときは体が熱くなり、汗をかくような状況になります。
しかし、標高が上がるにつれて気温は下がっていきます。さらに下りになると、登りでかいた汗が乾き冷えてきます。
体温の低下はパフォーマンスの低下を招き、場合によっては低体温症になることのあるので、十分注意が必要です。
そのような時におすすめなのが、こちらの商品です。
小さくたためて軽いのが特徴です。さらに多少の雨であれば防いでくれます。
山を侮ってはいけません!必ず携帯しましょう。もちろん他のウェアでも結構です。
修理系アイテム
都心部とことなり、山岳エリアでは機材トラブルがあっても対応できるお店はありません。
ある程度は自分で対応するしかないので、携帯するアイテムが多くなるります。
- パンク関連
- 機材トラブル
大きく分けると上の2点です。
ツールケースに入れておくと役立つアイテムを紹介しています。
一度使ってみて、突然のトラブルに対応できるように準備してください。
道の駅みなかみ水紀行館
スタート地点にした道の駅みなかみ水紀行館までは車で移動しました。
都心からだと2時間30分くらいです。
地域の物産や食堂・観光案内所があり地域の観光の中心地です。
足湯もあり、走り終わった後の疲れをとることもできます。
植木鉢で作られている巨人兵が目印です。
中にはフードコートも併設されており、食事を楽しむこともできます。
水上駅周辺
水上駅周辺の立ち寄りスポットの紹介です。
水上駅
駅前にはお土産屋さんもあります。この日寄ったのは”生どら焼・まんじゅう屋 笛木 水上駅前店”さん。
”湯の花まんじゅう”はもっちりとした食感で、あんこもおいしかったです。お土産にもってこいの一品です。試食もあるので安心して購入できます。
水上駅SL転車台広場
水上駅の北側にSL転車台広場があります。SLが高崎から水上間を運行しています。
SLは終点駅で方向転換をする必要がるので、そのために転車台(ターンテーブル)を配備する必要があるそうです。
ここにはSLが展示されていて、自転車と一緒に写真をとることができます。
SLの真っ黒の鉄の質感は、なんとも言えない威圧感のようなものがあります。
土合駅周辺
水上駅を過ぎると、アップダウンを繰り返しながら走っていきます。
湯檜曽駅を過ぎると本格的な登りが始まります。疲れてきたら休憩しましょう。
土合駅周辺の休憩スポットや立ち寄りスポットを紹介します。
谷川岳ドライブイン
湯檜曽駅を過ぎてしばらく緩やかなに登っていくと、”谷川岳ドライブイン”が見えてきます。
昔ながらのドライブインで、飲み物やおやつを購入することができます。
バイクラックもあるので駐輪は安心です。
ドライブインの中で食事をすることもできます。この日はたくさん食事の準備をしていて、観光バスで多くの方がくる予定がありそうでした。
ここでは”生どら焼き”を買いました。一ノ倉沢に着いたら食べようと思います。
要冷ですが、冷凍でも販売していて、山頂までの道中で溶けるので安心です。
土合駅
土合駅は谷川岳の入り口に位置する駅です。駅舎も山小屋風に作られていて趣があります。
下り線ホームは地下82メートルにあり、地上の駅舎から486段の階段があります。日本一のモグラ駅として親しまれています。ちなみに上り線は地上にあります。
この日はビンディングシューズだったので、下に降りるのは諦めました。
土合砂防堰堤(湯吹きの滝)
土合駅を少し過ぎたところに、”土合砂防堰堤(湯吹きの滝)”があります。
土合橋の上からの眺めはきれいの一言です。日が差し込んだ景色は、幻想的でしばらく眺めていました。
ここまでの疲れが癒される景色です。
谷川岳山岳資料館
いよいよ一ノ倉沢に近づいてきました。
谷川岳に向かうロープウェイの入り口を過ぎると、谷川岳山岳資料館が見えてきます。
ここまでは、一般の道路を走ってきましたが、ここから先は一般車両は通行止めになります。
道も細くなり、山の中に入っていきます。
その前に、飲み物などはここで補給してください。
前述しましたが、ここから先は一般車両は通行できません。
しかし、電気自動車のバスが運行されており、一ノ倉沢まで登ることができます。
ガイド付きなので、ハイキングの時はこれで登っても楽しいと思います。
マチガ沢
一ノ倉沢に向かう途中に、”マチガ沢”が見えてきます。
ここからの景色もとてもきれいです。スマホスタンドやベンチもあるので休憩スポットにもなります。
少し遠くに見えるのがマチガ沢で、ここからの眺めは絶景です。
写真をとって一ノ倉沢に向かいます。
一ノ倉沢
山間の道を抜けると、いよいよ一ノ倉沢に到着です!前面に広がる景色は圧巻です。
山頂が少し曇っていたのは残念でしたが、すばらしい景色でした。
写真の10倍はすごいです!一度見にきてください。
山好きな方から聞いて、一度来てみたかった場所なので感無量です。
妻もヒルクライムは好きではないのですが、感動していました。それほどの景色です!
ここでは多くのハイカーがいて、平日にも関わらず賑わっていました。
多くの方がお弁当やおやつを食べながら休憩していました。
トイレもあるので、安心してゆっくりできます。
また、気温がだいぶ低いので上着は忘れずにしてください。
景色を堪能して下山しました!
ランチ 山cafe Bossa Nova
一ノ倉沢を後にして下山し、少し遅めのランチです。
水上駅から少し北にある、”山cafe Bossa Nova”さんでいただきます。
注文したのは、私がビーフカレーで妻がフォンダンショコラとカフェラテ。
こちらのお料理とてもおいしいです!ビーフカレーは私の過去ベスト3に入るおいしさでした。
ダムカレー風に盛り付けされているハヤシライスに近いように感じるカレーは、ほのかなスパイスの香りで味の奥深さがただ事ではありません。
妻の食べたフォンダンショコラも周りのチョコも含めとてもおいしかったです。
すべてがおいしく、大満足のランチでした。
ビーフカレーは1,705円。フォンダンショコラは530円でセットドリンクは275円でした。
ランチを堪能し、道の駅みなかみ水紀行館にもどりました。
まとめ
一度行くと決めていた”谷川岳一ノ倉沢”。
きっかけは山好きな方から、自転車でも近くまで行ける絶景があると聞いたことでした。
実際に行ってみると、その景色はすばらしく、きてよかったと思える場所でした。
写真では伝えきれない景色を、実際に見てもらえればと思います。
また、道中も景色やグルメを楽しみながら走れるところがたくさんあるルートです。
ぜひ!行ってみてください。おすすめのスポットです。
次回は、違う時期(紅葉や雪の回廊)に行ってみたいと思います。
普通の電動自転車をレンタルして走っている方も多くいました。どこで借りたのかは不明でしたが、手軽に楽しめます。
妻の満足度 ★★★★☆ 星4つ 頂上で曇ってたからだそうです。私のせいではないです。
ヒルクライムが好きな方はこちの記事もおすすめです。
では!
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