初心者がやりがちなミス10選とその対策|私も通った“あるある”失敗と解決法

ロードバイクやミニベロに乗り始めて間もないころ、「あ、やっちゃったな…」という経験は誰にでもあると思います。

私自身もそうでした!

空気圧を確認しないまま出発して走りが重くなったり、荷物を詰め込みすぎて走行がしんどくなったり、最初の数キロで飛ばしすぎて後半バテてしまったり…。

こうしたミスは、初心者のうちは当たり前のように起こるものです。

でも、あらかじめ「よくある失敗」とその「対策」を知っておくことで、余計なトラブルを防ぎ、もっと快適で安全なライドを楽しむことができます。

この記事では、私自身の“やってしまった”経験も交えながら、初心者がやりがちなミス10選とその対策をまとめました

同じ失敗を繰り返さないためのヒントとして、ぜひ役立ててください。

 



空気圧チェックを忘れて走りが重くなる

これは初心者がほぼ全員通る道です。ロードバイクやミニベロのタイヤは、わずか1〜2日でも空気が抜けてしまうことがあります。

空気が足りないと走りが重くなり、パンクもしやすくなります。

長距離を走る場合は特に影響が顕著で、十分注意したいポイントです。

対策: 出発前に必ず空気圧をチェックしましょう。空気圧ゲージ付きポンプを使うと安心です。

空気圧の低いタイヤ
空気圧が低すぎて前に進まない…

サドルやハンドル位置が合っておらず体が痛くなる

ショップで買ったままのポジションで乗り続けていると、お尻や手が痛くなったり、膝に違和感が出たりします。

初期のサドル高は、安全性を重視しいるので、足が着きやすい低めに設定されていることが多いです。

そのままですと、お尻荷重になるので痛くなることがあります。

対策: 専門店でポジションを見てもらうのがおすすめです。

サドル高さは「かかとをペダルに乗せて膝が伸びる位置」が目安です。

 



荷物を詰め込みすぎて重くなる(または忘れ物)

「全部持っていけば安心」と思って詰め込みすぎて走行が重くなる、逆に工具を忘れてパンク時に立ち往生…。

私も何度も経験しました。


対策: 必需品(チューブ・携帯ポンプ・工具・飲料・補給食・スマホ・お金)はチェックリスト化して確認すると忘れません。

ペース配分を考えずに最初から飛ばしてバテる

調子に乗って序盤で飛ばしすぎ、後半にバテるのは初心者あるあるです。

対策: 「余裕を残す」走り方を意識しましょう。心拍数や速度をチェックしながら走るとペース管理がしやすいです。

補給・水分を取らずにハンガーノックに陥る

夢中で走って気づいたらガス欠状態…。

突然エネルギー切れになり動けなくなる「ハンガーノック」です。

対策: 1時間ごとに補給、こまめに水分を摂ること。ゼリーやエナジーバーが便利です。

休憩での補給
休憩での補給は大切です!

信号や交差点での安全確認が甘い

「行けるだろう」と判断してヒヤッとする場面は誰もが経験するはず。

対策: 車や歩行者と目を合わせる「アイコンタクト」と、見通しの悪い交差点での一時停止を習慣化しましょう。

パンクやチェーントラブルへの備えがない

工具を持たずに出かけてパンク…工具はあるけど使い方が分からない…

初心者時代に一度は経験します。

対策: 携帯ポンプ・タイヤレバー・予備チューブ・工具を常備。

自宅で練習しておけば本番も安心です。

天候・気温の変化を考慮せずに服装ミス

昼は快適でも夕方は寒い、逆に真夏は熱中症…服装ミスは快適さを大きく左右します。

対策: レイヤリングを意識し、軽量ウィンドブレーカーを1枚携帯。天気予報のチェックも忘れずに。

信号ダッシュ・歩行者すり抜けなどマナー違反

つい軽い気持ちでやってしまうマナー違反。事故やトラブルの原因になります。

対策: 自転車は「軽車両」。車と同じルールを守り、歩行者に配慮して走りましょう。

 



写真撮影やスマホ操作に夢中で前方不注意

景色に夢中で片手スマホ→ヒヤッとしたことがある人は多いはず。

対策: 撮影や操作は必ず停車してから。小さな意識で大きな安全につながります。


まとめ|ミスは誰にでもある。でも次に活かせば成長できる

今回紹介した10のミスは、初心者であれば誰もが一度は経験するものです。

私自身もすべてやってしまいましたが、そのたびに「次はこうしよう」と学んできました。

大切なのは、失敗を恐れないこと。そして知っていれば防げることは、しっかり準備しておくことです。

今日から意識して走れば、もっと快適で安全にサイクリングを楽しめるはずです。

失敗も含めて経験に変えて、自転車ライフを豊かにしていきましょう!